国税庁統計年報によれば、酒類販売(消費)数量は平成8年度の966万KLをピークに減少傾向が続き、平成25年度は859万KLと、平成8年度比89.0%となっている。バザールが運営するワイン情報サイト「WineBazaar」は、20〜69歳の男女6638人を対象に「お酒を飲む頻度」に関する調査を実施。WineBazaarにて調査レポートを公開した。
■“お酒好き”は36.2%、“お酒NG”は38.9%
「あなたはお酒をどれくらいの頻度で飲みますか」と尋ねたところ、“お酒好き”な人(「毎日飲む」「週に2〜3回飲む」の合計)は36.2%、“お酒NG”な人(「ほとんど飲まない」「まったく飲まない」の合計)は38.9%いることがわかった。
■男性は“お酒好き”(45.1%)、女性は“お酒NG”(47.6%)
男性と女性でお酒を飲む頻度を比べてみたところ、男性では“お酒好き”な人が45.1%で“お酒NG”な人が30.1%、女性では“お酒好き”な人が27.3%で“お酒NG”な人が47.6%だった。
■進む若者の“酒離れ”。20代男性は39.8%が“お酒NG”
性別に続いて、年代別にお酒を飲む頻度を集計してみたところ、次のグラフのように若年層ほどお酒を「ほとんど飲まない」「まったく飲まない」という“お酒NG”の割合が高く、シニア層ほど「毎日飲む」「週に2〜3回飲む」という“お酒好き”の割合が高くなる傾向が見受けられた。
また、性別と年代を掛け合わせて分析してみると、女性では“お酒NG”がどの年代も4〜5割ほどとなった。一方、男性では60代で“お酒NG”なのは25.0%にとどまったのに対して、20代男性は39.8%が“お酒NG”であることがわかった。
【調査方法】
調査方法:インターネット調査
調査対象:20〜69歳の男女 6638名
集計期間:2016年8月19日〜8月30日文/編集部