【日本の国境を直視せよ!】北方領土問題解決のラストチャンス 日露トップ長期政権の意味が“密約”に? (1/2ページ)

2017.01.24

安倍首相(右)とプーチン大統領の“密約”はあったのか=2016年12月15日、山口県長門市
安倍首相(右)とプーチン大統領の“密約”はあったのか=2016年12月15日、山口県長門市【拡大】

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 停滞していた北方領土返還の兆しが、ようやく見え始めた。といっても、これまでの「オール・オア・ナッシング」という“空想的返還交渉”から“現実的交渉”への動きが始まったばかりだ。プーチン大統領率いるロシアはしたたかだ。四島すべての返還となるか、歯舞・色丹群島に限られるのか、その帰趨(きすう)は不透明だ。

 安倍晋三首相のおひざ元、山口県長門市の温泉旅館「大谷山荘」で昨年12月に行われた日露両首脳会談について、新聞各紙は「領土帰属の具体的な進展はなかった」と報じた。果たして、そうだったのか。

 キーワードは、2人だけで95分間、ひざ詰めで話した非公式会談での「密約」である。安倍首相は会談後、深夜にもかかわらず、バーに岸田文雄外相や補佐官などを呼び出した。翌日午前1時半ごろまで飲み、終始上ご機嫌だったという。

 「密約」の中身は漏れてこないが、何らかの「合意」があったのではないか。その答えは、すぐには出てこない。両首脳が長期政権を狙う意味がここにある。来年3月のロシア大統領選挙と、同年9月の自民党総裁選挙後に、「密約」の成否が公にされるだろう。

 近年、北方四島が位置するオホーツク海や択捉海峡海域の、経済的かつ軍事的重要性が飛躍的に高まっている。

 択捉島では5000トン級の艦船が接岸できる埠頭(ふとう)が完成した。島の中心地・紗那(しゃな=ロシア名・クリリスク)からほど近い別飛(べっとび=同・レイドヴォ)には2300メートルの滑走路を持つイトロップ新空港も完成した。ボーイング737などの大型機が、ロシア各地と直結するハブ空港としての役割を持つ。

 

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