日米「2国間協定」は断固拒否せよ 米国を礼儀知らずの国にしたトランプ氏、予想外に失脚は近いかも (2/3ページ)

2017.02.13

 米国はTPPにかえて、日本も含めた個別国との2国間交渉が今後の自由貿易政策の軸になるとしている。トランプ政権が米ホワイトハウスに新設した「国家通商会議」の運営トップになった経済学者のピーター・ナバロ氏は、米国のテレビ番組で日本との自由貿易協定(FTA)交渉に意欲をみせていた。

 日本は米国と2国間交渉を30年以上やってきた。これは「日米貿易戦争」ともいわれる。繊維から始まって、鉄鋼、カラーテレビ、自動車、半導体まで、この戦争に日本は勝ったことがない。オレンジ、牛肉、ピーナツ、合板、フォークリフト、タイヤなど、全種目で日本は負けていた。米国の言うとおりに市場を開放した。

 例えばクルマは、1981年度から83年度にかけて、168万台以上は米国に輸出してはいけないなど、日本による実質上の対米輸出自主規制が実施された。米国産の部品が50%以上使われていなければメード・イン・アメリカと認めない、などの厳しい条件も課した。しかし、それでも現実には米国勢は勝てなかった。

 どちらにしろ、2国間協定になったら、米国に勝てるような交渉力を持った政治家、役人は日本にはいない。100%負けるだろう。日本の役人は功を焦って、国内メーカーをたたきまくって妥協案を自分たちでまとめようとする。相手国のマスコミに訴えるとか、日本企業の進出している州の議員に働きかけるなどして形勢を有利に持っていこうとしない。だから、2国間協議に持ち込んだら、最悪な結果になるだろう。

 

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