百貨店、事業多角化でしか変われない 三越伊勢丹・大西氏の方向性は正しいと思う (2/3ページ)

2017.03.21

大西洋社長
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 そのため、阪急百貨店、阪神百貨店を展開するエイチ・ツー・オー・リテイリングは薬局チェーンやスーパーを買収し、建て替えた梅田本店も調子がいいし、不動産事業にも力を入れている。安定した利益を出している高島屋も、利益の多くは不動産業だ。新宿駅前のタカシマヤタイムズスクエアには、東急ハンズやニトリなどのテナントが入っている。かつての西武百貨店でいうパルコのような事業だ。

 タイムズスクエアは駅前の便利な場所にある。高島屋は名古屋駅の店も売り上げは高い。阪急も大阪・梅田など阪急電車のターミナル駅やJR九州の博多駅にも出店している。一方、三越と伊勢丹のメーンの店は、駅から少し歩かなくてはならない。その分、少し不利だった。

 4月には、大丸松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングが、銀座松坂屋跡地にオフィス一体型の複合商業施設「GINZA SIX」(ギンザシックス)をオープンさせる。森ビルなどと新たに組んだものだ。

 大丸松坂屋は一部店舗を運営するが、百貨店の看板は下ろし、ショッピングモールとして生まれ変わる。1フロアの面積は約6000平方メートルで都内最大級。銀座の顔が変わるとも言われている。これがもしかしたら、百貨店業界における、ターミナル以外への新しいモデルになるかもしれない。

 

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