問題多い米国への渡航制限 ビザ免除プログラム参加国にも適用か (2/2ページ)

2017.04.17

米国への入国制限は、ただ混乱を拡大させるだけだ(AP)
米国への入国制限は、ただ混乱を拡大させるだけだ(AP)【拡大】

 フォード・モーターなど米自動車業界が「日本の市場は不公平だ」と言うと、トランプ氏もオウム返しで「日本市場は米国車を売れないようにしている」と断定した。しかし、「その根拠は?」と尋ねると「?」となる。このパソコン持ち込み禁止も、それと同じ流れと思ったほうがいい。

 一方で、米国の旅行業界は現在、パニック状態になっている。40兆円にもなる米旅行業界で大きな売り上げを占めるのは、ラスベガスなどで開催される国際会議だが、中東・アフリカ6カ国の入国一時禁止という大統領令の騒動で、業界や学会などの国際会議を開催できなくなり予約が激減してしまったのだ。

 これに乗じて、オーストラリアなどが積極的に誘致活動をしている。シンガポールも、「飛行機にパソコンを持ち込んでも大丈夫です」とやっている。それで米旅行業界の予約は3割ぐらい減ったらしい。

 後先を考えず、天に向かってツバを吐くようなことをやってしまうのがトランプ氏の弱点だ。冒頭で触れた個人情報の提出など、論外と言うしかない。そこまでして米国に行きたいという人はいなくなり、米国への入国は激減するはずだ。さすがに、この“命令”は通らないだろう。

 ■ビジネス・ブレークスルー(スカパー!557チャンネル)の番組「大前研一ライブ」から抜粋。

 

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