仏新大統領と日産・ゴーン氏との関係 ルノー株主総会で対立、再燃で政治的干渉の恐れ (1/2ページ)

2017.05.22

最年少で就任したマクロン仏大統領だが、前途は多難だ(ロイター)
最年少で就任したマクロン仏大統領だが、前途は多難だ(ロイター)【拡大】

 これまでの最年少のフランス大統領は、ナポレオン三世の40歳。だが、14日にエリゼ宮で大統領就任式を行ったエマニュエル・マクロン氏は39歳。フランス史上、最年少の大統領が誕生した。

 2年の経済相の経験があるものの、既存の政党からの支援を受けずに出馬したマクロン氏が大統領に選ばれるとは、当初は誰も思っていなかった。それが、2大政党が吹っ飛んだことで実現した。

 新大統領はまず、6月11日と18日に実施される国民議会(下院)選挙に向け、候補者を立てた。小池百合子都知事の「都民ファーストの会」と同じように、昨年から新政党「前進」を率いていたが、今回、その名前を「共和国前進」に改め、全577の選挙区に428人の候補者を擁立している。それも、214ずつの男女同数だ。

 一部には左派の社会党、保守系の共和党などからの鞍替え候補もいるが、多くが素人。一番有名な人はフィールズ賞を獲った40代の数学者だ。これが与党になるわけだが、どのくらい票を伸ばすだろうか。

 投資銀行勤めの経験を持つマクロン氏だが、あまり実体は知られていない。彼がいかにイノベーションやテクノロジーによる経済の活性化などを訴えても、オランド前政権が停滞させた経済を立て直すのは大変。EU委員会の縛りもあり大型予算を組むことも難しい。前途は多難だ。

 ただ、私が個人的によかったと思うのは、ドイツのメルケル首相と手を取り合ってEU(欧州連合)を守ろうとしていることだ。フランスをEUの中心に戻し、ユーロ圏の維持を約束している。

 今回の大統領選でフランス国民はシラけていた。決選投票では、マクロン氏にも極右の国民戦線のマリーヌ・ルペン氏にも入れたくないという人が多かった。棄権や無効票を投じた有権者は全体の3分の1に上った。

 

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