北朝鮮の朝鮮人民軍による、許しがたい対日計画が明らかになった。韓国との開戦直前に、日本全国にある原子力発電所施設に特殊工作員計約600人を送り込み、米軍施設と同時に自爆テロを起こすというのだ。計画策定を指示した金正日総書記は生前、「決死隊の同時攻撃で、日本に人が住めないようにしろ」と命じていたという。
対日計画を証言したのは、軍元幹部ら脱北した複数の関係者。金総書記が朝鮮労働党と軍双方の工作機関への指示系統を掌握した1970年代半ば以降、具体化に動き出し、90年代に入って本格化したという。
計画では、「対南(韓国)」と「対日」の2つの特殊部隊(それぞれ2個大隊約600人ずつ)を編成。対南侵攻直前に日韓両国に上陸し、米軍基地や原発、重要施設を自爆テロで同時爆破する作戦が策定された。
原発がターゲットとされたのは「甚大な損害を与えられ、核兵器を使う必要がなくなる」(元幹部)との思惑から。
計画実施に向け工作員を日本に侵入させ、施設の情報収集を重ね、日本近海でひそかに訓練も行っていたという。
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