朴不況が直撃 大韓航空、現代…業績悪化 「危ない企業リスト」も出回る (2/3ページ)

2014.01.06


大韓航空も資産売却を余儀なくされた【拡大】

 かつて韓国最大の財閥だった現代(ヒュンダイ)グループも崖っぷちだ。1997年のアジア通貨危機やお家騒動によって、現代自動車や現代重工業といった主力企業グループが離脱しており、現代商船が手がける海運事業が主力事業となっている。そして、その海運が赤字続きとなっていることから、傘下の現代証券を売却して金融事業から撤退、海運とエレベーター、運輸事業に注力することを決めた。計画が予定通りに進めば、3兆3000億ウォン(約3260億円)を調達できるという。

 ただ、韓国の海運不況は長期化しており、韓進や現代の思惑通りに資金繰りが改善されるかは不透明だ。

 さらに、製鉄や建設業を手がける東部グループも、オーナー肝いりだった半導体事業の売却に乗り出したほか、米ゼネラルモーターズ子会社、韓国GMも人員カットや生産台数削減といったリストラ策を余儀なくされた。

 東洋グループやSTXなどが相次いで破綻したことを受けて、韓国国内では財閥の経営危機が問題化している。韓国のシンクタンク、経済改革研究所は、連結負債比率が高く、営業利益で支払い利息をカバーできない「危ない財閥」の実名リストを公表、その中には前出の韓進や現代、東部なども名を連ねていた。

 シンガポールのホテル「マリーナベイ・サンズ」の建設を手掛けたという建設大手、双竜建設が経営破綻の危機に直面している。また、金融業界でも証券会社や貯蓄銀行が相次いで売りに出されるなど、同時多発的に財閥や企業の解体が進行している。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。