【から(韓)くに便り】中国には「正しい歴史認識」や「歴史認識の一致」を要求しない韓国 (1/2ページ)

2014.04.14

 韓国で以前、知り合いが今は亡き母親から聞いた朝鮮戦争(1950〜53年)の思い出話として紹介してくれた話がある。

 母は当時、10代でソウル南方の龍仁に住んでいた。ところが中国軍がそこまで侵攻してきて中国軍兵士に遭遇した。母はたまたま足にケガをしていたのだが中国軍兵士に手当てしてもらったと、懐かしそうによく話していたというのだ。

 戦争の際、軍事占領地ではままあるエピソードだが、朝鮮戦争時の韓国人の中国体験を聞くことはほとんどないので印象深く覚えている。この母親の体験は歴史的にはいわゆる「1・4後退」のころだろう。

 戦争は北朝鮮軍による突然の奇襲攻撃で始まり、首都ソウルはたちまち陥落し北朝鮮軍に占領された。その後、米軍(国連軍)の支援でソウルを奪還し、その勢いで韓国・国連軍は北朝鮮軍を中朝国境まで追い詰めた。

 しかしそこで中国軍が30万の大兵力で軍事介入し、北朝鮮軍とともに再び南下してきてまたソウルは占領されてしまった。51年1月4日。「1・4後退」といわれ多くの避難民がソウルの南に逃れた。

 この話を思い出したのは、先ごろ韓国政府が対中国友好策として、韓国に埋葬されていた戦争当時の中国兵の遺骨(437体)を中国に送還し、それが友好美談として大々的に報道されたからだ。遺骨は中国でも大々的に迎えられ瀋陽の「抗美援朝烈士陵園」に安置された。

 中国は朝鮮戦争への介入を「米国に抗し北朝鮮を支援した正義の戦争」といい、戦死者は「烈士」として英雄になっている。

 

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