【中国ネットウオッチ】「日本は軍服女優でオタクを入隊させようとしている」 自衛隊情報誌カレンダーで中国“ひどい誤解”

2015.02.02


「MAMOR」1月号の表紙【拡大】

 中国のインターネット上で、防衛省の政策や自衛隊の活動を紹介する情報誌「MAMOR」の「スペシャルカレンダー」が話題を集め、自衛隊に対する中国内の「誤解」を助長している。

 扶桑社が発行している同誌は、防衛省が編集協力をしている唯一の情報誌。「国民とともに防衛を考える」ことを目指し、自衛隊関係者以外の一般読者にも親しみやすい内容が盛り込まれている。

 カレンダーは2015年1月号の特別企画で、壇蜜さんや加藤夏希さんら女性タレント6人が、自衛隊の制服や迷彩服を着て、航空機などの前で微笑む写真が使われている。

 カレンダーは、国営新華社通信のウェブサイト「新華網」をはじめ、中国国内のネット上に転載されている。カレンダーに起用されているのは女性タレントにも関わらず、新華網重慶チャンネルは「カレンダーは、多くの自衛隊の女性隊員を主役に選んで起用している」と説明している。

 同網は14年版が出た際にも、カレンダー上の女性が全員、自衛隊員だと誤認し、「自衛隊の公式カレンダーは日本の特色ある産物の一つで、自衛隊の宣伝と士気を鼓舞する作用がある」と主張している。

 ネットメディアには、「日本には毎日家でゲームに没頭し、兵営生活体験に行きたがらない大量のオタクがいる。それ故、自衛隊はわざわざ女優に軍服を着させて募集広告を撮影し、オタクを入隊させようと試みている」といった“解説”も掲載されていた。

 ポータルサイトの掲示板では、「自衛隊員に与えられる福利か?」などと妄想を膨らませる中国の「オタク」がいる一方、安倍晋三首相の写真を使った「世界中でもっとも人民の敬愛を受けている首相」と名乗る投稿者の、「日本は世界でもっとも偉大な国家で、人民は幸福で、誇りもある。扎西●(=徳の心の上に一)勒!(チベット語で幸せ、歓迎などの意)」との書き込みに、批判が殺到する事態も起きている。(北京 川越一)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。