【中国トンデモ事件簿】銀行もパクる中国 ニセ銀行摘発 制服姿ニセ行員まで配置 (1/3ページ)

2015.02.09

 偽ブランドに偽札、偽警官まで跋扈(ばっこ)しニセモノなら「なんでもござれ」の中国だが、このニュースにはさすがの中国人も驚いた。南京市で「農村経済協同組合」と称するニセ銀行が、大手の国有銀行そっくりの店舗を開設し、高金利をうたって1年間で約200人から約2億元(約38億円)をだまし取っていたのだ。犯人らは集めた金を不動産投資に注ぎ込んだが昨年来の市況悪化で資金ショートを起こし、御用となった。(西見由章)

 ■「どう見ても銀行」

 国営新華社通信が運営するニュースサイトなどによると、このニセ銀行事件は1月21日に南京の警察が公表した。違法に資金を集める投資詐欺は日本でも珍しくはないが、今回耳目を集めたのはその手法だ。

 このニセ銀行は2013年から江蘇省の省都である大都市南京に堂々と店舗を構えていた。内部は高級そうなカウンターや順番待ち用の番号発券機、為替レートや預金金利などを表示するスクリーンなど普通の銀行店舗にありそうなものはほぼ再現。制服姿のニセ行員を窓口に座らせて、連れてきたターゲットの顧客を信用させていた。

 あまり頻繁に顧客が店舗を訪れると、さすがにバレると心配したのか、ニセ銀行はお隣の浙江省の富裕層にターゲットを絞って資金を集めていたという。

 「店舗の中を見たら銀行とまったく同じ様子だったので、正規の銀行と信じて金を預けたんだ」。計2千万元(約3億8千万円)の預金が取り戻せなくなったという男性は中国メディアにそう語った。

 

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