“コウモリ外交”限界の韓国 「ミサイル防衛」で中国と米国から圧迫 (2/3ページ)

2015.02.10

 THAADは、米国が韓国での配備を目指す、ミサイル防衛(MD)システムの中核だ。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で敵弾道ミサイルを撃ち漏らした場合、最新鋭の地上配備型迎撃システムであるTHAADが大気圏内の高高度で撃ち落とす。米国は北朝鮮の弾道ミサイルを念頭に、日米韓3カ国で共同運用する構想を描いてきた。

 これに中国が「待った」をかけたのは、米国主導のMDが中国の弾道ミサイルをも標的にしているとの懸念を強めているからだ。

 事実、米連邦議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」は、昨年11月20日に発表した年次報告書で、米本土に到達可能な中国の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「巨浪2」について、「初期運用能力に達しており、中国は初めて確かな海上核抑止力を得た」と警鐘を鳴らしている。米国がMD配備で、中国の弾道ミサイルの脅威を軽減しようとしているのは、公然の秘密とも言える。

 中国は、米国の戦略に対抗するため、韓国に狙いをつけた。MD構想の一角である韓国を突き崩そうとしたのだ。

 『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーのジャーナリスト、室谷克実氏は「中国は、韓国のことを『何でも言うことを聞く存在』だと思っている。韓国は中国に依存しすぎた」と解説する。

 

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