“コウモリ外交”限界の韓国 「ミサイル防衛」で中国と米国から圧迫 (3/3ページ)

2015.02.10

 米国は当初、韓国が導入するMDにTHAADを導入するよう働きかけたが、中国の意向に配慮したのか、韓国側はこれを拒否した。韓国は、米国主導のMDシステムにも参加せず、「韓国型ミサイル防衛(KAMD)」を構築すると弁解する始末だ。

 これに味をしめた中国が、今度は在韓米軍のMDにも横やりを入れようと、韓国に圧力をかけている構図が透けてみえる。

 習主席としてみれば、中国・黒竜江省のハルビン駅に、日本の初代内閣総理大臣、伊藤博文を暗殺した韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の記念館を開設(14年1月)するなど、朴大統領には貸しがあるのだ。

 中国はさらに、アジアでの影響力拡大を狙って今年中の発足を目指す「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」への参加も韓国に求めている。

 前出の室谷氏は「韓国側が何を言っても、米政府はTHAAD配備を進めようとするだろう」といい、「朴大統領率いる韓国としては、米国のTHAAD配備を認める代わりに、AIIBに参加することで中国のご機嫌を取ろうとするのではないか」と予測する。

 米中両国の板ばさみにあった韓国は、その圧力に押しつぶされそうになっている。

 

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