【ビジネス解読】韓国の「破綻」指標が急騰…11カ月ぶりの高水準は経済崩壊の兆しなのか? (1/2ページ)

2015.02.13

 韓国の破綻リスクを示す指標が急騰している。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)と呼ばれる金融派生商品の保証料率が1月下旬に約11カ月ぶりの高水準の数値を記録。「デフォルトを意識する数値ではない」(金融関係者)との見方が大勢だが、財閥系企業の業績低迷、2014年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)が約2年ぶりの低水準となるなど不安要素も少なくない。CDSの急上昇は経済崩壊の兆しなのか…。

■CDSが20ポイント上昇。デフォルトの予兆?

 韓国・聯合ニュースによると、韓国の5年満期外国為替平衡基金債券のCDSプレミアムが1月19日、米ニューヨーク市場の終値で67・96ベーシスポイント(bp)を記録。昨年12月19日の49・19bpから約20ポイント上昇し、昨年2月以来の高水準となった。

 CDSは国債や社債などの信用リスクに対し、国や企業が破綻すれば補償を受け取れる金融派生商品。破綻の確率が高まれば、保証料率は上がる。日本の金融機関の運用担当者は「1月19日の韓国のCDS終値が急騰したことは確認している。ただ、デフォルトが迫っているといった数値ではない」と話す。

 聯合ニュースの配信記事では『市場では、国際原油価格の急落や世界各国の金融市場の混乱で、韓国のリスクが大きくなったと受け止められている』と説明する。しかし、前出の担当者は「デフォルトを意識する数値は200bp以上。今回の上昇は株価における利益確定と似ており、需給における調整局面だろう」と指摘する。

 

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