韓国、テロ野放し 国際的信用が失墜 信じがたい警備態勢の甘さ露呈 (1/3ページ)

2015.03.06


暴漢に襲撃されたリッパート駐韓米国大使=5日、ソウル(ゲッティ=共同)【拡大】

 駐韓米国大使襲撃事件は、韓国の国際的信用を失墜させた。VIPへのテロ行為を簡単に許すなど、先進国の常識では到底考えられないのだ。他国の国旗や指導者の写真を燃やしたり、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の車を襲うといった、過激な抗議行動を「愛国無罪」として容認するような風潮。反米機運が盛り上がるなか、危機は放置された可能性すらある。ケリー米国務長官は犯人への厳罰を求めたという。

 「俺がテロをやった」「オバマ(米大統領)はなぜ変節したのか!」

 マーク・リッパート大使(42)が襲撃された直後、現場で取り押さえられた政治団体代表、キム・ギジョン容疑者(54)は、こう叫んでいたという。

 ソウル中心部の「世宗(セジョン)文化会館」で5日朝に発生した衝撃事件。リッパート大使は顔や腕などを果物ナイフで切りつけられた。傷は、右の頬骨からあごにかけ長さ11センチ、深さ3センチと深く、約80針も縫う大けがを負った。傷があと1〜2センチ深ければ頸(けい)動脈を傷つけ命に関わる恐れがあったという。

 韓国警察は、キム容疑者を、殺人未遂や外国使節への暴行、暴力行為処罰法違反容疑に加え、過去に北朝鮮を何度も訪問していることから、国家保安法違反容疑も視野に取り調べている。

 米政府は即、「暴力行為を強く非難する」との声明を発表。ケリー国務長官は5日、外遊先のサウジアラビアでの記者会見で、犯人について「厳罰を求める」と語ったという。中東歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領も「米韓同盟に対する攻撃で、許せない」と強く非難したが、問題は、韓国の信じがたい警備態勢の甘さだ。何しろ、事件の直前、米韓関係は緊張していたのである。

 米国務省ナンバー3であるシャーマン次官が2月27日、ワシントンでの講演で、名指しを避けながら「政治指導者が過去の敵を非難することによって、安っぽい喝采を浴びるのは難しいことではない。しかし、このような挑発は進展ではなく機能停止をもたらす」と発言した。韓国ではこれが、慰安婦問題などで日本攻撃を続ける朴大統領に自制を求めたものと報じられ、「日本寄りの発言だ」などと反発が広がっていた。

 

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