【新・悪韓論】韓国のヘリ「自主開発」 生産も報道もダッチロールの怪 (2/2ページ)

2015.10.29


韓国型機動ヘリ「スリオン」とみられる機体(ロイター)【拡大】

 あれ、韓国型機動ヘリは完全国産ではなかったのか? と国民は落胆する。が、そんな落胆も忘れ去られたころに、勝どき記事の登場だ。

 《スリオン派生型機体が最近、3時間ほどかけて浦項(ポハン)−独島(日本名・竹島)往復飛行(約524キロ)に成功した。…任務装備をすべて備えた搭乗者7人(700キロ)を載せて移動し、実際の作戦に適用可能かどうかも確認した。…スリオンは06年からKAIなどが1兆3000億ウォンをかけて開発を完了した国産ヘリコプター…1機あたりの価格は基本型が200億−250億ウォン、派生型機体は約300億ウォン(約30億円)》(15年9月11日)

 派生型機体とは改良機のことだが、いつの間にか搭乗人員が18人から7人に減っている。14年と15年では為替レートが変動しているが、200機製造されても、開発費の半分にもならない。

 が、そんなことに目を付けるのは“悪意に満ちた日本人”に決まっている。韓国の読者は、ネット用語で言えば「ホルホル」(=誇らしく胸を張っているような状態)になり、政府当局者はニンマリする。もっとも後で赤字を税金で補てんすることになるが。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。