中国人観光客のマナー 30年前の日本人を思えば笑えないもの (1/3ページ)

2015.11.18

 数多くの中国人観光客が日本を訪れているが、その一方でゴミを捨てたり、大声で話したりなど、彼らのマナーが問題となることも多い。また、海外ではタイ・チェンライの寺のように、“中国人お断り”を宣言した場所も存在する。昨今、日本の飲食店でもバイキングで、こぼれんばかりに大盛りし、挙句の果てに大量に残す中国人観光客に対し、眉をひそめる向きもある。また、テーマパークでも平気で割り込まれ、不快な思いをしたという声も。

 しかし、中国人のマナー違反をただただ嫌悪する風潮に、商社に勤務する50代の会社員女性は、昔を振り返って、こう疑問の声をあげる。

 「仕事柄、若い頃から海外に行く機会は多かった方です。今でこそ、海外ではジャパニーズとチャイニーズが区別されていますが、20年前は、海外に行くと日本人だろうが中国人だろうが、すべて“アジア人”としてひとくくりにされて、欧米人とは別の扱いを受けていました。レストランではっきり“アジア人はお断り”と言われることもありましたよ。むしろはっきりと“日本人お断り”と、店を追い出されたこともありました。でも、それがあったからこそ、今の日本人のマナーがあるんじゃないでしょうか」

 1964年に海外旅行が自由化され、高度経済成長期を迎えた1970〜1980年代、日本人は次々と海外旅行に出かけるようになった。敗戦から復興し、お金を持つようになった当時の日本人の振る舞いは、残念ながら、あまり行儀がいいものではなかった。

NEWSポストセブン

 

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