「検察は初めから起訴を思いとどまるべきだった」 産経前ソウル支局長無罪会見 (1/2ページ)

2015.12.18


 無罪の判決を受け現地で会見に臨む加藤達也前ソウル支局長=17日、韓国・ソウル(撮影・納冨康)【拡大】

 産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が17日、無罪判決後にソウル外信記者クラブで会見した際の冒頭発言は次の通り。

                  ◇

 ソウル中央地裁でさきほど無罪という判決が示されました。これは当然の判決であって、特別に感慨を抱くことはありません。韓国の検察当局においては控訴することなく、本件を終結させることを希望します。

 昨年8月以来、韓国において検察による取り調べを受け、起訴に至るまでの経緯を振り返りたいと思います。私を告発した右翼団体、これは外国特派員が出身国の読者に向けて自分の国の言語で発信したコラムを、それが書かれた言葉で正確に読むことはできずに嫌悪して、「産経新聞は悪である」と決めつけていました。この事実は告発団体の代表者が法廷において自ら証言していました。

 検察は、この右翼団体の告発を待っていたように取り調べを始め、名誉毀損だと決めつけて起訴しました。ここまでの一連の出来事、これについても政権の顔色を検察がうかがったのではないかという疑念が広く持たれているところです。

 さらに今回の問題について、捜査段階から不公平に進行されてきたのではないかという認識を持っていることも指摘しておきます。私が書いたコラムの趣旨に悪意の「解釈」を付け加えて韓国語に翻訳し、韓国で読まれているネットに掲載した媒体が書いたコラム、翻訳版のコラムです。この媒体については私と同時に告発をされたのですが、検察庁においては途中で捜査を打ち切ったかのごとく、その後何も決着をつけずに今に至っています。

 

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