2012年にいったん完成したが、500件以上もの問題が見つかり、頓挫。今年2月3日にやっと運行を開始した。ただ、その8分後に急停止するトラブルが発生。そして、間を置かずに今回の事故となった。空の玄関口でポンコツぶりをさらす“国辱的”な事態となっている。
鉄道火災は、万が一、車両に火が燃え移れば「事実上の密室」だけに甚大な被害が出かねない。韓国はリニアの海外輸出にも意欲をみせているようだが、火災対策の徹底的見直しをすべきではないのか。
韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「漫画のような話だが、笑えない。韓国リニアは距離は短く、速度も遅い。果たして、リニアの必要性があるのかも疑わしい。今回の火災事故は、なぜか韓国メディアもあまり騒いでいない。大きな事故が起こる前に早く運行をやめた方がいいのではないか」と語っている。