米B1戦略爆撃機が韓国飛来 挑発する北へ圧力…中国は核実験知っていた

2016.09.13

 米軍は日本時間の13日午前、米領グアムに配備しているB1戦略爆撃機2機を韓国に展開させた。在韓米軍が明らかにした。2機はソウル南方の米空軍烏山(オサン)基地の上空に飛来した。9日に5回目の核実験を強行、追加実験の準備も整えているとされる北朝鮮に対し、迅速かつ強力な攻撃を加える能力があることを見せつけて挑発を牽制(けんせい)する狙いがある。

 ブルックス在韓米軍司令官は烏山基地で声明を発表、「米軍は同盟国を守る」と強調した。

 米国のシンクタンク「全米科学者連盟」の核専門家、ハンス・クリステンセン氏によると、B1は現在、核弾頭は搭載しない仕様になっている。核戦力運用のための爆撃機でなく、B1を派遣したのは、米国の「核による威嚇」を非難し、核開発の正当化を図る北朝鮮の論理を封じる狙いがあるとの見方も出ている。

 B1はB52より高速かつ低空での飛行が可能で、最新の精密攻撃能力を備えている。グアムから約2時間で朝鮮半島に到達できるとされる。

 米軍は韓国軍と合同で10月10〜15日に韓国西方の黄海と南部済州島沖で行う演習に、横須賀基地(神奈川県)を母港とする第7艦隊の原子力空母ロナルド・レーガンを派遣、北朝鮮への圧力を強化する。

 韓国国防省は12日、北朝鮮が北東部豊渓里(プンゲリ)の核実験場でいつでも追加の核実験を行う準備ができていると分析。アーネスト米大統領報道官は、北朝鮮への追加制裁には「国連安全保障理事会の全会一致の同意が必要だ」として中国の協力が重要だとの見方を示した。

 ただ、13日付の朝日新聞は、北朝鮮は中国側に「米韓に対抗するために核実験を行う必要がある」と伝えていたと報じた。中国側は反対の立場を示す一方で米韓の連携強化にも警戒を強めており、対北で一枚岩になるのは容易ではない状況だ。

 

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