現に、韓国・聯合ニュースは6日、韓国軍の消息筋の話として、「10日の労働党創建記念日など意味のある日を選び、核実験やICBM(大陸間弾道ミサイル)発射などの措置を取る可能性が高い」と報じた。
予想される暴挙を阻止するため派遣される「ロナルド・レーガン」は、米海軍が誇る巨大空母で「動く軍事拠点」と称される。戦闘攻撃機「FA−18E/Fスーパーホーネット」など多数の艦載機をそろえる。ミサイル巡洋艦や駆逐艦、イージス艦、原子力潜水艦などで構成された空母打撃群は、世界最強の艦隊といっても過言ではない。演習には、低空を超高速で敵地に侵入するB1戦略爆撃機も参加する。
韓国紙・東亜日報によると、韓国軍関係者は「ロナルド・レーガンは、韓国海軍と有事の際に北朝鮮指揮部と核・ミサイル基地を攻撃する訓練を実施する計画だ」と明らかにした。
つまり、正恩氏らを急襲し、確保・排除する「斬首作戦=正恩独裁体制殲滅(せんめつ)作戦」が、合同演習の目的なのだ。
もう一つ、隠れた狙いがある。