韓国「五輪が大災難になるかも」 道路ガタガタ、老朽バスターミナル…バブル一転「陸の孤島」ウラに日中対立 (1/3ページ)

2017.02.10

スキージャンプ台で飛ぶテストジャンパー=8日、韓国・平昌(納冨康撮影)
スキージャンプ台で飛ぶテストジャンパー=8日、韓国・平昌(納冨康撮影)【拡大】

  • <p>8日、韓国・平昌の五輪記念イベントに登場した雪像と町並み (納冨康撮影)</p>

 ■平昌五輪まで1年 住民不安「間に合うのか」

 【平昌=桜井紀雄】2018年2月9日に開幕する平昌五輪でスキー競技が行われる韓国北東部、江原道(カンウォンド)平昌郡の竜平(ヨンピョン)リゾートは8日、家族連れや学生らでにぎわっていた。日本でもブームとなったドラマ「冬のソナタ」のロケ地としても知られる。近くにはスキージャンプ台がそびえ、ボブスレー会場も急ピッチで工事が進む。

 「アジアでこれだけの設備があるのは日本を除いてないはずだ」。平昌で生まれた李廷桂(イ・ジョンゲ)さん(61)は胸を張る。一時は長野との分散開催案まで浮上したが、競技場の完成率が96%を超えるまでになった。

 地元自治体のトップ、沈在国(シム・ジェグク)郡長は「五輪は住民にとって30年来の夢だった」と語る。10年、14年の五輪にも立候補したが、落選し、三度目の正直。国民にとって待望の初の冬季五輪となるはずだった。

 会場への玄関口となる横渓(フェンゲ)地区。バスターミナルは老朽化が激しく、くすんだ看板も目立つ。ひなびた田舎町の感が拭えない。ガタガタの道路をスキー客らの車が行き交う。景観を損なう電線の地中埋設工事が中断したためだ。郡は年内に工事を終えるとしているが、飲食店を営む男性(39)は「砂ぼこりも舞うし、五輪に間に合うのか」と不安を口にする。

 「住む場所がなくなった!」と書いた横断幕を掲げた建物もある。メイン会場への道を通すため、立ち退きを迫られたためだ。李さんも名物のスケトウダラ料理を出す人気の店をたたむことになった。補償に不満があるが、「国家的事業じゃどうすることもできない」とため息を吐いた。

 

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