中国、海軍力誇示…米空母「カール・ビンソン」に対抗か ASEANも牽制

2017.02.23

南シナ海で活動する米空母カール・ビンソン(AP)
南シナ海で活動する米空母カール・ビンソン(AP)【拡大】

 中国が海軍力を誇示している。中国の国営中央テレビ(CCTV)は21日、中国海軍南海艦隊・遠洋訓練艦隊が東インド洋で行った演習映像を放映した。米原子力空母「カール・ビンソン」が南シナ海での哨戒活動を始めたことへの対抗や、フィリピンでの東南アジア諸国連合(ASEAN)非公式外相会議に圧力をかける狙いもあったようだ。

 ASEAN外相会議は19日から21日まで行われ、複数の国から、中国の南シナ海での軍事的覇権拡大に対する懸念が示された。

 こうしたなか、ロイター通信は21日、中国が南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島に造成した人工島に、長距離ミサイルを格納できる約20の構造物を建造していると報じた。国際社会の批判・懸念を無視するのか。

 中国海軍が今回、演習映像を公開した艦隊は10日、中国・海南島の海軍基地を出港し、南シナ海での演習後、東インド洋に抜けたとみられる。

 演習には、中国版のイージスシステム「中華イージス(中華神盾)」を搭載した防空ミサイル艦「海口」など新型主力艦3隻が参加した。実戦条件下での防空、防護、海上防衛作戦などの訓練が目的としているが、18日から南シナ海で哨戒活動を始めた米空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群への対抗措置であることは明らかだ。

 さらに、中国海軍は今月中旬、中国海軍第24次護衛艦隊の「哈爾濱」と「邯鄲」「東平湖」をパキスタン海軍との共同合同演習「平和−17」にも派遣している。

 ドナルド・トランプ米大統領の対中強硬路線に対峙するようだ。

 

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