米空母「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島近海へ 2隻態勢で専門家「第1次攻撃準備整う」

2017.05.20

米空母ロナルド・レーガン(共同通信社ヘリから)
米空母ロナルド・レーガン(共同通信社ヘリから)【拡大】

 ついに米空母2隻態勢に−。米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港していた原子力空母「ロナルド・レーガン」が、朝鮮半島近海に向かっていると米CNNテレビ電子版が報じた。原子力空母「カール・ビンソン」と合流して合同演習をする計画だ。専門家は「北朝鮮への第1次攻撃の準備が整いつつある」と指摘している。

 ロナルド・レーガンは昨年11月に長期航海から帰港し、定期点検を受けていた。当初は6月出港の予定とみられていたが、北朝鮮が今月14日に弾道ミサイルを発射したことを受け、16日に横須賀基地を出港した。

 トランプ米政権が軍事的、外交的圧力をかける中、米空母2隻が同時に半島周辺海域に展開することで、湾岸戦争やイラク戦争のような「戦争遂行準備」を整えたともいえる。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ロナルド・レーガンが加わることで、米軍は北朝鮮に対し、(巡航ミサイル)トマホークなどを一度に約1700発発射できる能力を持つことになる。空母2隻態勢は、北朝鮮だけでなく、中国にも『北を何とかしろ』と圧力をかける意味があるはずだ」と分析している。

 

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