オバマ大統領vsオランド大統領のバトルを安倍首相が仲介? G7首脳会議 (1/2ページ)

2014.06.24

 英国の高級週刊誌『エコノミスト』は、国際社会でのステータスが高い。記事もさることながら、筆者は同誌の名物である1コマ風刺漫画の大ファンである。

 直近の6月7−13日号に掲載された「プーチンの欧州アドベンチャー」は、実に示唆に富んだものだった。

 ロシアのプーチン大統領が、フランスのオランド大統領と夕食をともにしている図柄で、メートル・ド・テル(給仕長)がまさに肉料理を供するところである。

 そして、その皿に乗った肉料理に「chicken kiev」と書かれた旗が立てられている。ウクライナ・チキンのことだ。

 おかしいのは、プーチン氏の胸ポケットに札束がはみ出しているのだ。プーチン氏が、ロシアはフランス製武器を購入するからウクライナ問題ではわれわれを支持してくれと、オランド氏に頼み込んでいるかのようだ。

 この1枚の風刺漫画からの「連想ゲーム」を紹介したい。

 舞台は、先にベルギーの首都ブリュッセルで開催された主要7カ国(G7)首脳会議である。

 G7サミット初日の6月4日のワーキング・ディナーで、オバマ米大統領は非礼といえる発言をして、EUのファン・ロンパイ理事会議長を怒らせてしまった。

 そして、翌日のワーキング・ランチ。今度はオランド大統領と激突、議長役のメルケル独首相がハラハラするほど両氏は口角泡飛ばして言い合ったというのだ。

 G7首脳会議の会談内容は厳秘とされ、サミット関係者は口外しないことが義務付けられている。従って、以下紹介するエピソードは「スクープ」である。

 

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