石破氏、生殺し… 別の閣僚への起用も検討 安保相固辞で自民党内に批判続々 (1/2ページ)

2014.08.27


自民党総務会で野田聖子総務会長(左)と高市早苗政調会長(右)に挟まれて困り顔にもみえる石破氏=26日、自民党本部【拡大】

 自民党内で、石破茂幹事長への批判が噴出している。安倍晋三首相が9月3日に行う内閣改造・党役員人事をめぐり、新設する安全保障法制担当相への就任を固辞し、幹事長続投を公然と要求したため、「まるで謀反だ。首相の人事権を収奪する気か!」(党幹部)と怒りを買っているのだ。首相周辺では「石破外し」を求める声が多いが、安倍首相は党内亀裂を避けるため、石破氏を別の閣僚に起用することも検討しているという。

 「防衛相や農水相を経験したが、政府の役職にある者は(首相と考えが同じでなければ)閣内不一致になる」

 石破氏は26日、党役員会後の記者会見でこう語った。前日のラジオ番組で、自身の人事の希望を語って党内をあぜんとさせたが、再び安保担当相就任を固辞した形だ。

 組織人とは思えない態度に、自民党の脇雅史参院幹事長は26日の記者会見で「安保政策だけでなく、さまざまな政策で、個人の見解は当然あるが、組織としての意向に従うのは常識だ」と批判した。

 先の役員会でも、高村正彦副総裁が「どんな役職であっても党として一致団結していくことが重要だ」と苦言を呈し、細田博之幹事長代行は「人事では不満が出ることもあるが、民主党はそれで失敗した」と対立が先鋭化しないようクギを刺した。

 これに対し、石破氏側近は安保担当相起用について「安倍首相が来年9月の党総裁選で再選を果たすため、石破氏を幹事長から外して、閣内に閉じ込める拙劣な戦術だ」「石破氏は無役でいい。生殺しのポストも不要だ。来年の自民党総裁選に備える」と主張する。

 

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