小渕優子氏、圧勝も捜査再開へ 関係者の刑事訴追も…

2014.12.15


当選に安堵の表情を浮かべた小渕氏だが、身辺は穏やかでない =14日夜、群馬県高崎市【拡大】

 政治資金問題で経産相を辞任し、おわび行脚の選挙戦に臨んだ小渕優子氏は、得票率71%となる約11万4000票を獲得し、圧倒的な強さで6選を果たした。ひとまず「みそぎ」を済ませた格好だが、今後、東京地検特捜部の捜査が本格化する。関係者の刑事訴追は必至な情勢で、小渕氏にとって最大のピンチが訪れそうだ。

 「お支え頂いた皆様のことは一生忘れません。このご恩返しをさせていただきます」。14日夜、早々と当選を決め、こう述べた小渕氏。支持者らと握手する際には笑顔も見せたが、関係者の心中は穏やかではない。

 選挙への影響を考慮して“中断”していた特捜部の捜査が、待ったなしで再開するためだ。

 「これから関係者の聴取など活発な捜査が行われる。不透明な収支の規模が大きいため、元秘書ら関係者が逮捕される可能性もあるだろう。お金がどこに消えたのか。政治資金規正法違反だけでなく、業務上横領や背任なども視野に入れた捜査が進む」(司法関係者)

 小渕氏本人の立件の可否は、元秘書で、政治資金収支報告書を作成していたとされる群馬県中之条町の折田謙一郎前町長の供述次第となる。「積極的な指示や、共謀関係の立証など、小渕氏立件のハードルは極めて高い」(同)というが、特捜部は実態解明のため、小渕氏への聴取は行わざるを得ない。

 仮に元秘書らが公職選挙法違反罪で有罪判決を受けた場合、小渕氏は連座制の対象となり、公民権が5年間停止となる。

 事件を指揮する特捜部副部長の異動が来年1月に予定され、急ピッチで進むとみられる小渕氏周辺への捜査。小渕氏は乗り切ることができるか。

 

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