【変革の覚悟 長州のDNA】イスラム国の声明、そのまま流すメディア 間違ったメッセージを与えかねない (1/2ページ)

2015.01.27


ネットに流れた後藤健二さんとみられる映像。(ユーチューブから、一部画像処理しています)【拡大】

★(1)

 NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」がスタートした。なにしろ、近代日本を創り、世界の一流国にしたのは間違いなく長州人(現・山口県人)だ。長州は、明治維新と戦後復興期を中心に9人もの首相を輩出した。荒っぽい言い方だが。近代日本は長州人が権力にある時代はうまくいき、そうでないときはダメだ。

 安倍晋三首相には長州の良きDNAを発揮して大宰相になってほしいという趣旨で連載を進めようと思っていた。だが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を拘束・殺害警告する事件や、パリの新聞社襲撃テロ事件が起きたため、最初の2回はそれに関連して書きたい。

 私が日本政府やマスコミの対応で気になったことがある。こういう事件が安倍首相の中東歴訪を機に、かなりの確率で起きることが予想できたにもかかわらず、事前に十分な準備がされていたとは思えないことだ。

 安倍首相の最初の反応も、「人命第一」がキャッチフレーズになっていたが、これは、日本政府が身代金支払いを覚悟していると取られても仕方ない。対イスラム国だけでなく、欧米各国にも悪い印象を与えたと思う。

 NHKなどが、イスラム国の声明を大本営発表のように荘重な口調で説得的に読み上げたり、湯川遥菜さんの「殺害」を前提に、ジャーナリストの後藤健二さんによるとみられる英語のメッセージをそのまま流しているのはよろしくない。要旨だけで良い。かつ、できるだけ下劣な印象を与えるように報道すべきだ。

 

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