「イスラム国」はネットを駆使したコミンテルン 佐藤優氏の秀逸な解析 (1/2ページ)

2015.01.27


佐藤優氏は「イスラム国」について語った【拡大】

 1月13日夜、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏と会食する機会があった。

 その日は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がインターネット上に人質にとった日本人男性2人のビデオ映像を流し、身代金2億ドル(約236億円)を日本政府に要求した1週間前だった。

 佐藤氏との会話は、いつも刺激に満ちた実りあるものである。

 当夜もまた興味深い話を披瀝(ひれき)してくれたのだが、分けても「イスラム国」についての解析は秀逸であった。

 最近読んだ本の中では、イタリアの女性ジャーナリスト、ロレッタ・ナポリオーニ氏の新刊『イスラム国−テロリストが国家を作る時』(文芸春秋)が参考になるとしたうえで、独自の見立てを開陳してくれた。

 佐藤氏は「イスラム国を一言でいえば、インターネットを駆使したコミンテルンですね」と語った。

 1917年(大正6年)、ロシアでウラジーミル・レーニンが主導した二月革命が勃発。武装蜂起勝利=帝政ロシアの崩壊とその後のソビエト連邦(旧ソ連)誕生の引き金となった。

 そして、2年後の19年3月、ロシア共産党(ボリシェヴィキ)の呼びかけで世界革命の実現を目指す国際組織として「共産主義インターナショナル」(コミンテルン)が創立された。

 

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