安倍首相、報道番組で本音 村山談話「再び書く必要ない」 AIIBもバッサリ

2015.04.21


安倍首相【拡大】

 安倍晋三首相が、テレビの報道番組で本音を炸裂させた。今年夏に発表する戦後70年談話に、戦後50年の村山富市首相談話を盛り込むかについて「基本的な考え方を引き継ぐと言っている以上、もう一度書く必要はない」と明言した。また、中国主導で設立が進むアジアインフラ投資銀行(AIIB)に関しては、「悪い高利貸」という言葉を例に出し、組織運営などへの懸念を示した。

 20日夜のBSフジ「プライムニュース」。安倍首相は国内外で注目されている戦後70年談話について、村山談話の「植民地支配と侵略」や「心からのおわび」などの文言を使うかどうかを聞かれ、冒頭のように語り、次のように続けた。

 「私の考え方がどう伝わるかが大切だ。同じことを言うのであれば(新たな)談話を出す必要はない。先の大戦への反省や戦後の平和国家の歩み、地域や世界の平和に貢献する決意、100年後の日本や世界の在り方などを発信したい」

 未来志向の談話を意識しているようだ。

 AIIBの創設メンバーは57カ国で確定したが、組織運営や融資審査が不透明なうえ、中国経済救済のための集金マシンの色合いが強いとの指摘がある。日本や米国などは創設メンバーへの参加を見送った。

 安倍首相は「政府内で議論した結果、外から十分に影響力を行使できると判断した。中と外で協力しながら、中国に懸念への答えを求めていく。いわば、悪い高利貸からお金を借りた企業は結果として未来を失う。(組織運営の公正性や透明性などの)懸念について先進7カ国(G7)と共有している。疑問が残りながらも入っていいということでない」と語った。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題で、安倍首相は17日、沖縄県の翁長雄志知事と会談した。

 26日からの訪米を見据えて、安倍首相は「翁長知事の気持ちは分かる。(県民が辺野古移設に)反対している状況があるということについて(オバマ米大統領との首脳会談で)話をしようと思う」と語った。

 

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