チューハイ増税に現実味 発泡酒、第3のビールに続き標的に… 16年度税制改正で検討 (2/2ページ)

2015.05.26


ビール系飲料とチューハイの税額【拡大】

 そもそも、発泡酒などの安価なビール系飲料は、ここ十年ほど繰り返し「狙い撃ち」(森永氏)に遭ってきた。

 発泡酒の酒税は2003年、350ミリリットルあたり10円増額され、この結果、第3のビールと呼ばれる「ビール風アルコール飲料」の開発合戦が勃発した。ところが、次は第3のビールが標的に据えられ、06年に3・8円引き上げられた。

 その後も財務省は、第3のビールの増税を繰り返し検討してきたが、業界の猛反発によって、かろうじて見送られてきている。

 大手メーカーの広報担当者は「チューハイは、自由に使えるお金が少ない学生や若手サラリーマンに人気。発泡酒や第3のビールに加え、チューハイまで増税の対象になれば、若者の『酒離れ』はさらに加速してしまう。あまりにも酒税ばかりを標的にしすぎている」と怒りを隠さない。

 消費者としても、「チューハイ増税反対」の狼煙をブチ上げた方がよさそうだ。

 だが、万が一、引き上げになった場合、お得にアルコール飲料を楽しむ“抜け道”はあるのか。

 「手がないですね…。私もチューハイをよく飲みますが、量販店などで焼酎を買ってきて、水や炭酸で薄く割って飲むことくらいしか思いつきません」(前出・森永氏)

 愛飲家泣かせの、世知辛い話だ。

 

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