幸福実現党は7月31日、東京・永田町の首相官邸前で『「河野・村山談話」の無効を宣言し、自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を求める署名』提出集会を開き、釈量子党首はこう述べた。
「河野談話が認めた慰安婦の強制連行は捏造です。村山談話で謝罪した日本の植民地支配と侵略は戦勝国から押しつけられた歴史観で、大東亜戦争は欧米の植民地からアジアを解放する自衛の戦争です。安倍晋三首相には内外の圧力に屈することなく、正しい歴史認識の『戦後70年談話』を望みます」
同党が4月から全国で集めた署名は過去最高数の32万8958人。署名と、(1)両談話の無効を宣言すること(2)自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を発信すること−という安倍首相への要望書を、内閣府を通じて安倍首相に提出した。会場に来た立教大学1年生の槇山理咲さん(18)は、「ぜひ正しい歴史観を発信してほしいと願い、参加しました」と話していた。