「冷房なし」自衛官の忍耐によって捻出されている光熱水料 (2/2ページ)

2015.08.26


夜遅くまで照明がともっている防衛省【拡大】

 来年度防衛予算の概算要求は過去最大だというが、この状況は変わらないだろう。増えるのは主に南西防衛などに関するものだ。自衛隊の光熱水料は一般物件費に含まれ、その中であらゆる装備調達もする。電気代などを増やせないのは目に見えている。

 それどころか、高価な装備をそろえるために、隊員の生活に関する経費はますます抑制しなければならないだろう。

 防衛省で使われる光熱費は、1つの地方の防衛を担う方面隊すべてに相当するほどだと言われている。「部隊の電気代? それどころじゃない」と言われるかもしれないが、安保法制議論に費やされる光熱水料は、各地の隊員さんたちの忍耐によって捻出されているということだけでも、知っていただきたいと思う。

 ■桜林美佐(さくらばやし・みさ) 1970年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーアナウンサー、ディレクターとしてテレビ番組を制作後、ジャーナリストに。防衛・安全保障問題を取材・執筆。著書に「日本に自衛隊がいてよかった」(産経新聞出版)、「武器輸出だけでは防衛産業は守れない」(並木書房)など。

 

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