目に余る「日本さえ無事ならいい」という考え方 米軍に教えられた「奉仕の精神」 (1/2ページ)

2015.09.30


復興支援のボランティア後、加園小学校の児童と触れ合う米軍横田基地の有志(鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会HPから)【拡大】

 「なぜ、マスコミはもっと伝えないの?」

 そんな疑問が数日前から各所であがっている。米軍横田基地に所属する第374施設中隊の隊員や職員60人が、9月13〜15日の3日間にわたり、栃木県鹿沼市で豪雨被害の復興支援をボランティアで行っていたというのだ。実際この事実は、地方ニュースなどでは取り上げられていた。

 それらによれば、同部隊の隊員から鹿沼市社会福祉協議会ボランティアセンターに支援の申し出があったという。幼少時に鹿沼市で暮らしていた日系人が所属していて、被災の状況を大変心配していたとのことだ。

 それにしても、60人も集まるとは思いがけないことだっただろう。施設部隊ということで重機も使えるため、まだ手が付けられていなかった土砂崩れ現場での作業を依頼することになった。

 隊員たちは休暇を使い、横田基地から鹿沼市まで自家用車を走らせてきた。現場に入った彼らは、まず倒木を細かく切って運搬できるようにし、水田などに流れ込んだ土砂をかき出した。夜は学校の体育館に寝袋を持ち込んで寝泊まりしたという。

 そして最後の日、彼らは地元の小学校に招待され、校長から感謝のメッセージが贈られた。

 「何とお礼を言っていいのか分かりません。私たちにできることは、皆さんが見せてくださった『奉仕の精神』を子供たちに教えることです」

 別れ際に「同じような災害が起きたら、誰かを助けに行きたい」と言いに来た児童もいたという。

 

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