舛添知事また「公私混同」疑惑 今度は公用車で選挙応援 調査結果は前倒し公表へ

2016.06.03

傍聴券を求めて東京都庁に集まった都民や報道陣。舛添氏への不信感は深まるばかりだ=1日
傍聴券を求めて東京都庁に集まった都民や報道陣。舛添氏への不信感は深まるばかりだ=1日【拡大】

 東京都の舛添要一知事(67)に、また新たな「公私混同」事案が発覚した。舛添氏が4月の目黒区長選の応援に、公用車を利用していたことが共産党都議団の調べで分かったのだ。同都議団は美術館訪問についても、単なる「作品鑑賞」だと指摘した。狭まる包囲網や、都民の怒りに焦ったのか、舛添氏は自身の「政治とカネ」の疑惑に関する調査結果を、7日の都議会代表質問までに、前倒しして公表する考えを示した。

 共産党都議団は2日、舛添氏が目黒区長選の応援のため公用車で同区内に移動し、その後、帰宅したと指摘した。都のルールでは、出発地や目的地のいずれかが公務の場合は、公用車の利用が認められている。区長選の応援が「公務」であるかどうかは微妙だ。

 同都議団は「区長選の応援は公務ではなく、都の規定に反した重大なルール違反。経費の返還を求める」と主張した。

 さらに、同都議団は重大な問題を指摘した。舛添氏が2015年5月から今年4月にかけて行った39回の美術館・博物館視察について、このうち7回が「作品の鑑賞のみだった」というのだ。

 舛添氏は視察の目的について、「東京五輪に向け、共通の入場券の発行や開館時間の延長などをお願いして回っている」などと説明してきたが、同都議団の聞き取り調査によると、美術館側は7回の視察で「協力要請の話はなかった」「作品を見ただけ」と回答した。

 このため、同都議団は「知事の個人的趣味によると言わざるを得ない。公私混同だ」と糾弾した。

 次々に発覚する疑惑に焦りを深めているのか。舛添氏は2日、元検事の弁護士2人に依頼した調査結果について、7日の代表質問までに公表する考えを示した。1日の都議会本会議では、15日の都議会閉会日までに公表するとしていたが、各会派の反発が強く、公表時期を早めたとみられる。

 

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