時間にルーズなオバマ氏 泣かされた事務方 伊勢志摩サミット秘話 (1/2ページ)

2016.06.07

現職米大統領として初めて広島を訪れ、所感を述べるオバマ米大統領=5月27日、広島市中区の平和記念公園(代表撮影)
現職米大統領として初めて広島を訪れ、所感を述べるオバマ米大統領=5月27日、広島市中区の平和記念公園(代表撮影)【拡大】

 伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)のこぼれ話を紹介したい。こぼれ話とはいうが、外に絶対漏れることがない秘話である。

 オバマ米大統領が5月27日に広島平和記念公園で原爆被爆者を前に行ったスピーチは、全世界にテレビ中継されて日本はもとより世界各国で感動を呼んだ。

 事実、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した世論調査でも、「オバマ広島訪問」を評価するとの回答が97・5%に達した。

 実は、そのオバマ氏が時間にあまりにもルーズなため、事務方は泣かされていたのだ。

 安倍晋三首相の肝煎りで企画されたのが、G7(先進7カ国)首脳を伊勢神宮に招くことだった。

 サミット初日の5月26日、安倍首相は内宮入り口の宇治橋で各国首脳を出迎えて自らが案内した。各国首脳は午前10時45分〜55分に宇治橋に集合すべく段取りができていた。

 前日夜8時過ぎ、中部国際空港を経てサミット会場入りしたオバマ氏は、安倍首相の要請を受け入れて深夜の日米首脳会談に応じた。

 日本側は、G7首脳の中でオバマ氏を最初に出迎えたいと、事前の調整を行っていた。日米同盟ということもあるし、プロトコール(国際儀礼)上からしても、その設定は当然といえる。

 だが、肝心のオバマ氏が遅れたのだ。しかも、招かれた首脳では最後に到着した。

 これは結果オーライで、安倍首相とオバマ氏は遅れて出発したおかげで、散策しながら2人だけの会話を交わしたからだ。

 

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