中国が神経をとがらせ、恐れる日米印共同訓練「マラバール」 (2/2ページ)

2016.06.24

日米印共同訓練「マラバール」
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 参加部隊は14日朝、佐世保を出港した。中国の情報収集艦はこれを追尾して領海侵犯した。「訓練への妨害行為」という報道もあったが、ここで日本領海を横切らないと、追尾できなくなる可能性があった、という指摘もある。事実なら、お粗末な理由である。

 筆者は15日朝、「マラバール」を取材するため、沖縄県・米軍嘉手納基地から米海軍輸送機C−2に乗り、訓練海域上の米空母「ジョン・C・ステニス」に降り立った。この日は対空訓練が行われており、空母艦載機がひっきりなしに発着艦していた=写真。

 同空母のハフマン艦長に中国の動きについて聞くと、「南シナ海にいたときから、ずっと後をつけてきていた。7〜10マイル(約11〜16キロ)と近い場所をウロウロしていた」と語った。

 訓練は、対潜・対空訓練から救難訓練まで幅広く行われ、17日に予定通り終了した。

 この後、日印艦隊は帰路に就いたが、「ジョン・C・ステニス」は20日から、この場所で米原子力空母「ロナルド・レーガン」と合流し、南シナ海に南下しながら、空母2隻での大規模な訓練を開始した。

 中国は現在も必死になって、日本領海付近で情報収集活動を行っているに違いない。

 ■菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。陸海空自衛隊だけでなく、各国の軍事情勢を取材する。著書に『こんなにスゴイ! 自衛隊の新世代兵器』(竹書房)、『ビジュアルで分かる 自衛隊用語辞典』(双葉社)など。

 

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