空自機「F−15」 中国機警戒、空対空戦のスペシャリスト (1/2ページ)

2016.07.08

F−15
F−15【拡大】

 中国軍の戦闘機が東シナ海上空で領空侵犯を試み、緊急発進(スクランブル)した航空自衛隊の戦闘機に対し、攻撃動作を仕掛けたという報道が6月末にあった。空自機はミサイル攻撃を避ける「チャフ・フレア・ディスペンサー」を使って空域から離脱したという。日本政府は緊急発進を認めはしたが、「攻撃動作はなかった」としている。

 今回注目された空自機F−15イーグルは、空対空戦のスペシャリストとして、米マクダネル・ダグラス(現ボーイング)社が開発した。ステルス戦闘機F−22ラプターが登場するまで、「世界最強の戦闘機」の異名を誇っていた。

 性能もさることながら、価格も高い(=100億円超)。世界でF−15を配備する国は、米国のほか、サウジアラビア、イスラエル、韓国、シンガポール、そして、日本の6カ国しかない。

 防衛庁は1974年、主力戦闘機F−104の後継機種選定を開始した。対象はミラージュF1(フランス)や、J37(スウェーデン)、トーネード(欧州共同)など、世界中の戦闘機に広げられたが、F−14とF−15、F−16という米国の3機種に絞り込まれた。最終的にF−15が選ばれた。J型(単座)と、DJ型(複座)の2種類の配備を決めた。

 78年度予算で、F−15Jの調達が始まり、完成品2機を購入。80年に米国で引き渡され、現地でパイロット教育も行われた。最初の2機は81年、米空軍パイロットの手で、沖縄県・米軍嘉手納基地に運ばれた。

 その後、主要部品を米国から輸入し、日本で組み立てるノックダウン生産で8機を製造。以降、すべてのF−15Jは、三菱重工業でライセンス生産された。F−15DJも12機を米国で製造し、8機を国内でノックダウン生産し、以降ライセンス生産された。

 

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