民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題が、ついに国会の場で追及された。日本維新の会が3日の衆院予算委員会で取り上げ、疑惑の核心といえる「日本国籍を選択した日時」について指摘したのだ。同問題で国民にウソをついた蓮舫氏だが、今度こそ証拠を示して明確に答えるのか。
「もし、(蓮舫氏が最近まで国籍選択を)やっていなかったらウソつきだ」
維新の足立康史政調副会長はこう言い切った。何と、「ウソ」という言葉を6回も使った。
維新は国会議員の二重国籍を禁じる、いわゆる「蓮舫法案」を国会に提出済みだ。足立氏は、国籍の取得には「日本国籍の取得」「国籍の選択」「外国籍の離脱」の3段階あることを示し、蓮舫氏が22歳までに国籍を選択する義務(国籍法第14条)を履行していなかった可能性を指摘した。
台湾籍だった蓮舫氏は、法律改正で1985年に日本国籍を取得したが、「二重国籍」のまま2004年に参院議員に初当選し、10年には行政刷新担当相になり、先月15日、民進党代表に就任した。