F−35B配備の岩国基地、極東アジア重要拠点のナゼ 1938年に日本海軍航空隊として整備 (1/2ページ)

2017.01.27

岩国基地には、海上自衛隊の珍しい機体がそろっている
岩国基地には、海上自衛隊の珍しい機体がそろっている【拡大】

  • <p>日の丸と星条旗が翻る岩国基地のゲート</p>

 米海兵隊第121海兵戦闘攻撃飛行隊に所属する2機のF−35B「ライトニングII」が18日、岩国基地(山口県)に飛来した。今後、段階的に配備数を増やしていく計画だ。

 世界最新のステルス戦闘機であるF−35が、米本土以外に配備されるのは今回が初めて。これは米軍による前方展開強化の1つだ。

 米海軍は2017年から、強襲揚陸艦「ワスプ」を、対中国・北朝鮮シフトの一環として、前方展開させる。同艦の艦載機となるのが、今回来日し、垂直離着陸可能なF−35Bだ。将来的には「ワスプ」を含む3隻の揚陸艦と、2隻のイージス艦により「遠征打撃群」を構成する計画だ。

 F−35Bは同部隊の戦力の要となる。全機もしくは一部機体が「ワスプ」に搭載されるが、実任務や訓練がない時は最大16機が岩国基地に置かれる。

 岩国基地は、本州唯一の米海兵隊基地であるとともに、海上自衛隊も共同で使用している。12年からは岩国錦帯橋空港も開港し、軍民共用空港となった。

 もともと、1938年に日本海軍航空隊として整備された。戦後、米英進駐軍基地として使われた。この時、英民間航空機も定期便を飛ばしており、期間限定ではあったが軍民共用空港となっていた過去がある。

 57年より、日米で運用する航空基地となる。当初は航空自衛隊が使用していたが、67年から海上自衛隊に移管された。主となる配備部隊は第31航空群だ。

 

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