海賊制圧へ「安全回廊」パトロール 「派遣海賊対処行動水上部隊」 (1/2ページ)

2017.04.14

89式小銃を構え、甲板上で訓練を行う立検隊
89式小銃を構え、甲板上で訓練を行う立検隊【拡大】

  • <p>安全回廊でパトロールする護衛艦「きりさめ」</p>

 通称「アフリカの角」と呼ばれる、鋭角に尖った領土を持つアフリカ北東部ソマリア。その角の部分に沿った海域で海賊が横行している。

 ここを通る商船は、海賊の襲撃から船員と船舶を守るため、「安全回廊」と呼ばれる場所を航行する。各国海軍が、エリア内を警戒監視しているからだ。この活動に日本も護衛艦を派遣している。それが「派遣海賊対処行動水上部隊」だ。

 2009年3月から活動を開始した。1回、約半年間(往復の行程含む)のローテーションだ。当初は2隻の護衛艦で行動していたが、16年11月に日本を出発した第26次隊から1隻となった。現在、活動を行っているのが護衛艦「きりさめ」である。

 安全回廊の長さは最長で約1300キロ。この回廊を2日間かけて通過しながら船舶を護衛している。上空からは「派遣海賊対処行動航空隊」のP−3C哨戒機が広域監視を行っている。もちろん昼夜は関係ない。

 16年5月には、護衛艦「ゆうぎり」が、民間国際交流団体「ピースボート」の旅客船を護衛した。同団体は海賊対策での海自派遣に反対しているが、主義主張関係なく、自衛隊は必ず守る。

 艦橋内にはノートパソコンが置かれていた。モニターには「こちらは船団護衛艦艇である」といった複数の警告文があった。これを英語や中国語などに変換し、大型の指向性スピーカLRAD(エルラド)から発する。海賊を発見した場合の初動対応である。

 

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