【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】ヒジの内側を人差し指で押さえる片手打ち調整法、ライン出しは手と体一体に

(1)左腕のヒジの内側を右手の人さし指で押さえる

★大槻智春(1)

 私が普段から取り組み、試合前にも必ずといっていいほど確認する大切な練習を紹介したいと思います。

 アイアンショットなどでしっかりラインを出すために、片手打ちで調整するのです。左手1本、右手1本のスイングをしっかりやるようにしています。

 ただ、普通に片手打ちをやると、手が体から離れてしまい手の力だけでスイングしがち。そうなると、軌道が乱れてしまい片手で打つ意味そのものがなくなってしまいます。

 そうならないために、左手1本で打つ場合は、写真〔1〕のように、左腕のヒジの内側を右手の人さし指で押さえてスイングします(同〔2〕〔3〕)。押さえる人さし指にはそれほど力を入れませんが、こうするだけで左手の動きがかなり押さえられて、手と体とが同調したスイングになります。

 右手1本で打つ場合も同様です。今度は、左手の人さし指で右腕のヒジの内側を押さえて(同〔4〕)スイングします。

 この練習を右、左交互に20~30球前後やったあとクラブを両手で持って打つと、手と体との一体感が生まれ、思い通りの方向にボールを打ち出せるようになるはずです。

 ポイントは、とにかく力を抜くことです。手に力が入らないように、片方の指で片方の動きを制御するわけですが、それでも力むと手が体から離れていきます。目的は、飛ばすことではなくライン出しだということを強く意識して練習をしましょう。

 手だけで打つことに慣れてしまっている場合は、練習そのものに難しさを感じるかもしれませんが、難しく感じるということは、それだけ手と体の動きが同調していないという証拠です。アイアンだけでなく、すべてのスイングに役立つ練習ですし、手打ち気味の人の場合は、飛距離アップも期待できます。

 プロ同士が9Hのマッチプレーで対決する2時間番組。12月は、今季チャレンジツアー賞金王の大槻智春と、期待の若手イケメンの中里光之介が対決。熱いバトルを制するのはどちらか? 視聴問い合わせ(電)0120・562・034

 ■大槻智春(おおつき・ともはる) 1990年1月26日茨城生まれ。7歳からゴルフを始め、2010年日本アマでベスト8に入る。今季は、レギュラーツアー出場3試合ながらも、日本プロでは29位タイと健闘。チャレンジツアーでは、ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメントでの優勝をはじめ5度のトップ10入り。