【そういうことだろ~】W杯勝つためには“ビッグ3”呼ぶしかない 「今の代表は死に体だよ」

現役代表の得点数トップ3を外して、W杯で戦えるとハリル監督は本気で思っているのか

 サッカー日本代表には残された時間もなければ策もない。東アジアE-1選手権で宿敵・韓国代表(16日・味スタ)にホームで1-4と惨敗。韓国戦4失点は38年ぶりの屈辱だ。閉塞感の打開にはFW本田圭佑(31)=パチューカ、FW岡崎慎司(31)=レスター、MF香川真司(28)=ドルトムント=の代表復帰しかない。(聞き手・久保武司)

 --2連勝しても最後に韓国に負けては

 清水「なんか…もう、力抜けたよね。われわれが現役の頃は韓国だけには負けちゃダメ。ユニホームを泥だらけにして必死だったぜ。この大会で極めてヌルい韓国にやられちゃったんだから、深刻だよ」

 --前向きな話をしましょうか

 「W杯にむけて残された方法は2つある」

 --というと…

 「徹底的なベタ引きのチームにすること。3バックを基本にして、両サイドバックも守備重視にして、5人でDFラインを支える」

 --切ないですね

 「仕方ないさ。代表チームとしてここまで、何にも上積みをしてこなかった罰と割り切るしかない。あとは本田、岡崎、香川を全員戻す。この2つしかないぜ、本当に」

 --でもハリルホジッチ監督は彼らのコンディションがよくないという

 「ちゃんと見ているのかね、ハリルさんは。今の代表は死に体だよ。一番の原因はチームになっていないこと。肝心なチームリーダーがいない」

 --確かに。韓国に惨敗後も白い歯を出している選手がたくさんいました

 「だろう~。W杯まで6カ月。とにかく23人全員で戦うしか、W杯で勝ち抜く道はないよ。岡崎は気持ちがしっかりしている選手だから大丈夫だけど。本田だってもうオレが、オレがなんて言っている場合じゃない。香川もチームのためにフラフラになるぐらい走りきってほしいよ」

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。ポジションはMF。浦和市立高、法大、日産サッカー部(現J1横浜)で日本一を経験。93年のJリーグ開幕戦で横浜Mを率い勝利を収めたのを皮切りに、Jリーグ4クラブで監督を務め通算134勝を達成。