本田は意欲満々も…ハリル監督、もはや“元エース”扱いのすれ違い

子供向けのイベントでも本田は意欲満々

 サッカー日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が24日、休暇のため離日。入れ替わるようにして同日早朝に帰国したのが、元日本代表FW本田圭佑(31)=パチューカ=だ。

 本田はそのあとのイベントで「来年は『でき過ぎ』といえる年にしたい。期待してほしい」と復活を宣言した。

 しかしハリル監督の本音は、本田はもはや“元エース”扱い。「1月は山ごもりをします。そこで選手のビデオを見る。私はスキーもうまいから。肋骨を4本折って肺に刺さった大けがもあるけどね」とすでに心ここにあらずといった表情だった。

 休暇明けの2月は欧州行脚を決めている。「なぜならわれわれが選んだ多くの選手が欧州でプレーしているので、そこを中心に見る」と話して機上の人になった。

 本田についてはこれまで「すでに何度もミラノでは話しあった」と言ったきり。しかしそれは今年の夏の前の話である。本田が復活をかけてACミランからメキシコのパチューカへ移籍、12月のクラブW杯でチームを世界3位に押し上げる活躍。またメキシコ杯でも準優勝に導いたが、あくまで指揮官の視線は欧州に向けられている。

 本田は9月のW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦を最後に招集外。「自分を(代表に)選ばないといけないと思わせる活躍をしないといけない」と話した。

 現状で、本田招集のうまみを探すとすれば、2010年から4年間CSKAモスクワに所属し、W杯の会場のロシア事情に詳しいことくらいか。「確かにアドバンテージをもたらすことができる。でもベンチに連れていけという弱気なことではない。それはピッチで解答しなければいけない」と本田。

 意欲満々の元エースとシビアな代表監督が向かい合う日は来るのだろうか。