【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】スイング、あれこれ悩むより… 「左肩主導で回転」意識、手打ち回避へ

(1)テークバックの始動は左肩から動かしていくこと

★勝みなみ(1)

 私がスイングで最も気をつけているのは、「体の回転でスイングする」ということです。当たり前のことのように思われるかもしれませんが、試合の大事なショットでついつい手だけで上げてしまうことがよくあるからです。

 体を回転させるために意識しているのが、テークバックの始動は左肩から動かしていくことです(写真〔1〕)。その理由は、手元が先に動くと(同〔2〕)、そのまま手だけのスイングになってしまう危険性があるからです。

 最初は手を使わず、左肩を動かしてからその動きにともなって手が動くというイメージでクラブを上げていくようにしています。左肩主導でスイングすれば、トップも腕だけを振り過ぎることなく、決まりやすくなります。

 そして、切り返し以降も、回した左肩を元に戻すイメージでダウンスイングします。インパクトからフォロースルーにかけては、バックスイングほど肩の動きを強く意識するわけではありませんが、肩から戻す(回す)という意識があれば、体の動きもスムーズになるし、手が余計なことをしなくなるという利点があります。

 一般ゴルファーのスイングを見ていると、「少しでも飛距離を伸ばしたい」という気持ちが強いのか、トップからの切り返しで力が入り、ダウンスイングで右肩が下がった形(同〔3〕)になっているのをよく見かけます。左肩を回す意識を持っていれば、このような動きになるのも防げるはずです。

 また、肩の動きを意識すれば力みもなくなるので、自分ではそんなに力一杯振っている感じがなくても、ヘッドスピードは上がります。しかもヘッドの軌道が安定するのでミート率がアップし、ボールが素直に真っすぐ飛ぶようになるので、平均飛距離もアップします。

 スイングであれこれ悩んでいる人が多いようですが、難しいことは何も考えなくていいので、とにかく左肩主導でスイングをする。効果てきめんだと思うので、ぜひやってみてください。

 2月は、ジュニア時代から注目され、アマチュア旋風をプロツアーに巻き起こしてきた勝みなみと新垣比菜の19歳対決。2018年はプロ同期の2人のルーキー年。熱いバトルを制するのはどちらか? 視聴問い合わせ(電)0120・562・034

 ■勝みなみ(かつ・みなみ) 1998年7月1日鹿児島生まれ。6歳からゴルフを始め、2014年4月の「KKT杯バンテリンレディス」で史上4人目のアマチュア優勝を15歳293日という最年少記録で達成。17年、プロテストに1発合格。初参戦のステップアップ「山陽合同銀行 Duoカード」でいきなり優勝。18年は、プロとしてのツアー初優勝を目指す。