【プロキャディーXのつぶやき】喜怒哀楽が詰まった’18女子開幕戦 口悪いキャディーさえ「しのぶちゃんに勝ってほしい」

諸見里しのぶ

 嬉しかったり、悲しかったり、怒ったり。様々な思いを抱かされた女子開幕戦だった。

 大会2日目を終えて首位と2打差の好位置につけたのが、しのぶちゃん(諸見里)。大会ホステスプロの重責と地元沖縄の期待を背負いながら、優勝争いに加わった。今季復活ののろしを上げたと信じたい。

 大会3日目が荒天で競技中止で、54ホールに短縮となってしまった。それが、しのぶちゃんにとって吉と出るか、凶とでるか。口の悪いプロキャディーたちでさえ、「しのぶちゃんに勝ってほしい。勝たせたい」とつぶやくほど人望が厚い。

 ツアー通算9勝目を飾った2009年の日本女子プロ選手権以来、勝利を手にしていない。難病の「第四肋軟骨の炎症」で、クラブをまともに振れないばかりか、その痛みから眠れない夜を送ったと聞いた。シード権を失ったが、それでもツアーから退くことがなかったのは、ゴルフが本当に好きだからだろう。

 残念ながら復活&地元Vは果たせず3位タイに終わったが、「(優勝争いに加わり)楽しかったです。自信につながるラウンドにもなりました。ここに戻ってきた嬉しさと、もっとやり抜きたいという課題も見つかりました」としのぶちゃん。ホント、真摯にゴルフと向き合っていて頭が下がるばかりだ。

 一方、帯同キャディーの登録手続きに事務局へ足を運んだときのこと。署名前に手渡された1枚の用紙には「帯同キャディー規則」と記されていた。両面にビッシリ24項目の規則が書いてある。キャディーは会場内でカメラ等での撮影をしてはならない。着用する衣類の色は黒、白、グレー、紺、ベージュ系の単色とする。衣類のロゴマークサイズは30平方センチ以内などなど。

 早い話が目立つな、広告ワッペンを着けるな、キャディーだけの仕事で稼げ!という趣旨ですね。わかってますけど、でも、もうちょっとゆっくり読む時間があってもいいのかな。

 もちろん、サインさせていただきました。違反すると帯同した選手にも罰則が科されます(泣)。