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【ぴいぷる】日本代表GK・川島永嗣、ロシアで雄姿見せたい! 次代に伝える守護神の英知 (2/3ページ)

 この3年間、日本の守護神が歩んだ道は楽なものではなかった。

 ブラジルW杯惨敗後、当時所属のリエージュ(ベルギー)で定位置を失い、15年夏には半年間の浪人生活。翌年1月に赴いたダンディーU(スコットランド)は2部に降格し、ほどなく退団。昨夏、メス(フランス)に移籍したものの第3GKでスタートし、日本代表からも落選した。

 「自分をより向上させたいと選んだ道を信じて突き進むしかないと思い、地道に日々の練習を積み重ねるだけでした」

 だが、チャンスはやってくる。

 日本代表として再招集後、ここ一番の勝負強さを買ったハリルホジッチ監督が、今年3月のW杯予選・UAE戦(アルアイン)で先発に抜擢。するとスーパーセーブを連発し、勝利を引き寄せる。流れをつかんだ守護神は、メスでもゴール前の鋭い反応と卓越したフランス語力で定位置を奪い、1部残留に大きく貢献した。

 「この1年は代表でもチームでもほとんど試合に出ていないのに、大きな重圧のかかる試合が巡ってきた。それをくぐり抜けるために何が必要か考えたけど、コツなんてない。一瞬一瞬、ワンプレーワンプレーをしっかりやるしかないですね」

 ピッチ上での鬼気迫る表情がトレードマークだが、普段は真逆で気さく。家庭では1歳半の長男、健誠くんの育児を積極的に行うイクメンで料理も得意。妻、広子さんの5月の誕生日にはショートケーキを作った。

 「材料を冷蔵庫に入れて、奥さんに『これ、絶対に空けないでね』と念押しして、当日2時間くらいかけて作ったんですけど、スポンジがフワフワしなくておいしくなかった。奥さんは喜んでくれましたけど。サッカーと一緒でお菓子作りも練習が必要ですね」

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