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大阪桐蔭、強さの秘密は過酷な寮生活 外出禁止、楽しみは月1の“コンビニ旅行” (2/2ページ)

 「私は笑顔で寮まで送った後、車の中で大泣きしました。子も親も苦しい思いがある。家から通っている子とは、生活環境が全然違う。絶対に負けられないんです」と利香さんは力を込めた。

 寮は外出禁止。楽しみは1カ月に1度の“コンビニ旅行”。寮長らの引率でバスに乗り、近場のコンビニや大型スーパーに出かける。1年は500円、2年は1000円、3年は1500円と予算が決められている。

 決勝では大阪桐蔭以上に、27年ぶりの公立校優勝に王手をかけていた相手の大冠を後押しする声援が大きかった。徳山は「甲子園でも味わったことがない、アウェーみたいな雰囲気。球場全体が相手の味方だと感じました」と驚いたが、センバツ決勝に続いて今大会準決勝でも撃破した履正社や大冠のような、自宅通学の学校に負けてなるものかとの執念が勝った。

 全寮制の野球部は他にもあるが、大阪桐蔭の厳しさは突出している。「甲子園で春夏連覇します」と福井章吾主将(3年)。過酷な環境を生き抜いた家族とともに快挙に挑む。

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