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ハイテクサイン盗み騒動に揺れるMLB 捕手内蔵マイクや“ロボット球審”の導入案まで浮上 (1/3ページ)

 米大リーグのア・リーグ東地区首位を走るレッドソックスが、アップル社製の腕時計型コンピューター「アップルウオッチ」を使ってサイン盗みをしていたことが発覚した問題。米国内では大騒動になっているが、大リーグ関係者の中には「サイン盗みは野球につきもの」との達観した意見があり、電子機器の技術の進歩の中で杓子定規に処分するだけでは、“のぞき合戦”を防止するのは不可能であるとの見方もある。むしろ、これを機に「キャッチャーマスクにマイクを内蔵することを許可するべきだ」とする意見も有力になっている。野球はどこまで変わるだろう。

 衝撃的なニュースを最初に報じたのは、5日(日本時間6日)のニューヨーク・タイムズ紙。

 「レッドソックスが本拠地球場のフェンウエイパークで、ヤンキースの捕手のサインを盗み、アップルウオッチを使って打者に球種を伝えていた。レッドソックス側はそれを認めた」というものだ。

 レッドソックスのサイン盗みを指摘したのは宿敵ヤンキースのキャッシュマンGM。8月18日からのレッドソックス-ヤンキース3連戦で、レッドソックスのベンチ内で行われたサイン盗みの様子をビデオに撮り、MLB(大リーグ機構)に提出した。

 同紙の報道によると、レッドソックスが行っていたサイン盗みの実態はこうだ。

 各チームはビデオ判定が導入されたことにより、ベンチ裏に試合のモニターを張り付きでチェックする職員を置いている。この職員がクロスプレーになったとき、瞬時にモニターをチェックして、ビデオ判定を求めるかどうかの判断を首脳陣に伝えることができるようになっている。

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