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ハイテクサイン盗み騒動に揺れるMLB 捕手内蔵マイクや“ロボット球審”の導入案まで浮上 (2/3ページ)

 レッドソックスは、その職員がヤンキースの捕手のサインをモニターで見て、球種を瞬時にダッグアウトにいるトレーナーが身につけているアップルウオッチに送信。大リーグの捕手のサインは、日本などと比較すると単純で解析しやすいといわれている。

 次に、この球種情報はトレーナーのサインで、ベンチ内にいたペドロイア内野手に伝えられた。ペドロイアは故障者リスト入りしており、試合を見学しているふりをしていた。ペドロイアはここから体の動きなどで二塁走者に球種を知らせ、二塁走者はさらに手足の動きなどで打者にサインを伝達していたという。

 ヤンキースには田中将大投手も在籍しており、伝統の一戦と言われる人気カードでサインを盗まれていた可能性もある。MLBは、ヤンキースが持ち込んだビデオと独自で撮影したビデオを検証し、サイン盗みがあったと断定している。

 ヤンキースのファンはレッドソックスの非紳士的行為に「とんでもない」と激怒。レッドソックスファンも「恥ずかしい行為だ」などとネット上で意見が飛び交っている。ア・リーグ東地区の首位を快走しているレッドソックスだが、「ペナルティーで勝利数を減らすべきだ」などとの声も上がっている。

 しかし、レッドソックス側も負けていない。「もともとサイン盗みをやっていたのはヤンキースだ。ヤンキース戦中継の専門チャンネルの映像を使って盗んでいる」と反論。水掛け論になっている。

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